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背脂の代わりにバターを使った、ミキサーひとつで簡単に作れるレシピ。コツは、溶かしバターを糸のように注ぎながらミキサーにかけ、“乳化”させること。作りたてよりも冷蔵庫で3、4日寝かせたほうが味がこなれて、まろやかです。冷凍保存も可能なので、作りおきするとよいでしょう。
2人前
調理時間: 約50分
鶏レバー ▶すじを除く | 100g |
---|---|
卵 | 80g |
にんにく ▶縦半分に切って芯を除き、薄切り | 3g |
玉ねぎ ▶薄切り | 50g |
マデラ酒 | 60g |
バター(無塩) | 15g |
溶かしバター(無塩) | 100g |
塩 | 4g |
こしょう | 1g |
■つけ合わせ | |
├ バゲット ▶トーストする | 適量 |
└いちじくなどドライフルーツ | 適量 |
STEP 1
フライパンにバター、にんにく、玉ねぎを入れて弱火で炒める。にんにくの香りが立って、玉ねぎが透明になったらマデラ酒を加え、半分量まで煮詰めて粗熱をとる。
STEP 2
にんにくと玉ねぎ、鶏レバー、卵、塩、こしょうをミキサーにかける。なめらかになったら溶かしバターを糸のように注ぎ入れながらミキサーを回す。
STEP 3
白濁してもったり(乳化)してきたら、耐熱性容器に流し入れる。
STEP 4
蒸し器に並べ、85℃の低めの温度で40分ほど火を入れる。オーブンの場合は100℃に設定して下皿に水を張り、湯煎にして40分ほど加熱する。
STEP 5
粗熱をとり、冷蔵庫で冷やす。皿に盛り、トーストやいちじくを添える。旬のフルーツのほか、ドライフルーツとの相性もよい。
1967年、東京都生まれ。将来はF-1車を作りたいという夢を抱いていたが、アルバイト先の喫茶店での調理体験をきっかけに料理に興味をもつ。ホテルメトロポリタンの洗い場からスタートし、日本のフレンチ界を牽引していたホテルオークラ出身の、「コーヒーショップ アイリス」浅野シェフと出会い、フランスへの夢が募る。1989年に渡仏して2年間修行。2ツ星「パン・アデュール・エ・ファンタジー(ランド地方)」では、自分の信念をつらぬきながらスタッフと家族同然の関係を築くシェフから多大な影響をうける。帰国後、「ル・マエストロ・ポール・ボキューズ・トーキョー」副料理長、「南部亭」料理長、上野「ブラッスリーレカン」料理長を経て、2007年「銀座レカン」料理長に就任し、伝統と“ヌーヴォー(今)”が息づくメニューに貢献。被災地を応援するチャリティーカレーを「シェ・イノ」「アピシウス」と定期的に共催している。
低温で蒸せなかったけど美味でした
まめだんご
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