若鶏のフリカッセ アンシエンヌ風 バターライス添え

若鶏のフリカッセ アンシエンヌ風 バターライス添え

山下 敦司シェフのレシピ

ピックアップシェフレシピ

コツ・ポイント

鶏もも肉は皮目を先に、全体がカリカリになりおいしそうな焦げ目が付くまで、じっくり焼く。
クリームソースに使う生クリームは、乳脂肪分が30%以上のリッチな動物性のものを必ず使うこと。
低脂肪や植物性ではクリームが分離してしまい、おいしく仕上がりません。

材料

4人前
調理時間: 約60分

鶏もも肉 ▶4等分にカット。周りの余分な皮と軟骨は取る 4枚 
無塩バター ▶小さくカット 30g 
小麦粉 ▶ふるっておく 30g 
チキンブイヨン 1.5L 
動物性生クリーム(乳脂肪分30%以上) 250cc 
サラダ油 適量 
■付け合わせ  
ブロッコリー ▶食べやすい大きさにカットし、茹でておく 1/2個 
マッシュルーム ▶1/4にカット (飾り切りするときれい) 200g 
▶ひたひたになるよう調整する 500cc 
レモン汁 1個分 
バター 25g 
適量 
■バターライス  
300g 
玉葱 ▶みじん切り 1/2個 
チキンブイヨン 450cc 
バター ▶※このうち20gは、玉葱炒め用 40g 
適量 
コショウ 適量 

作り方

  • STEP 1

    鶏もも肉の裏表にしっかりと塩・コショウをする。鍋にサラダ油を入れ、中火で鶏肉を皮目から焼く。途中、皮がひっつかないよう途中で持ち上げる。

  • STEP 2

    焼く途中でバターを入れ、表面全体がカリカリになりおいしそうな焦げ目が付くまで、じっくり焼く。余分な油はふき取っておく。

  • STEP 3

    上にした皮目に、ふるっておいた小麦粉をふりかけ、蓋をして200度のオーブンに2~3分入れる。
    ※オーブンがないときは蓋をして約5分弱火で焼き、粉気を飛ばす。

  • STEP 4

    STEP3にブイヨンを注ぐ。強火で沸かしたら弱火におとし、約40分コトコト煮込む。

  • STEP 5

    肉を取り出し、別の鍋に入れる。残った煮汁に生クリームを入れて煮詰めてソース作り。塩・コショウをして味を整える。鶏肉の入った鍋にソースを注ぎ、鶏肉とあわせる。

  • STEP 6

    【付け合わせ】マッシュルームを鍋に入れ、隠れるくらいの水とレモン汁、バター、塩を入れる。落とし蓋をして火にかけ、沸いたら弱火で約1時間煮込む。

  • STEP 7

    【バターライス】鍋にバター(20g)を入れて、みじん切りにした玉葱を焦がさないよう透明になるまで炒める。そこへ米を加えて火を強め、約1分炒める。

  • STEP 8

    ブイヨンと残りのバター20gを加え、塩をしてここで味を決め、一度沸騰させる。中火にし、混ぜてバターを溶かしながら少し炊く。

  • STEP 9

    米と水分が同じくらいになったら蓋をして、200℃のオーブンに15分入れて炊き上げる。
    ※オーブンがないときは、蓋をして約15分弱火で炊く。

  • STEP 10

    【仕上げ】鶏肉の鍋にマッシュルームを入れ、軽く加熱すれば完成。皿に盛り付け、茹でたブロッコリーを飾る。別の皿に、バターライスを盛り付ける。

山下 敦司

山下 敦司シェフ

1970年、千葉県出身。 服部栄養専門学校卒業後、「フランス料理 銀座 清月堂」、大阪欧風菓子「ケンテル」を経て、1995年25歳で渡仏。 エクス・アン・プロヴァンス「ル・クロー・ドゥ・ラ・ヴィオレット」(ミシュラン二ツ星)、パリ「ル・ディヴェレック」(二つ星)、アヌシー「オー ベルジュ・ド・レリダン」(三つ星)、ロアンヌ「トロワグロ」(三つ星)、パリ「ピエール・ガニェール」(三つ星)と数々の 名店で部門シェフを務め、クラシックから最先端のフレンチまで 幅広く研鑽を積む。2000年帰国後、ガニェール氏の推薦により「ル・コルドン・ブルー・パリ」にて6年半、料理講座教授を務める。2006年「ARGO」の総料理長に抜擢され再びレストランにて腕をふるう。そして2017年7月、オーナーシェフとして北青山にAIX:S(エックス)をオープンする。

みんなのおいしかった!

  • バターのコクとレモンの酸味が美味です!

    zinpachi009

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