リコッタチーズたっぷりのカンノーロ

リコッタチーズたっぷりのカンノーロ

岡部 光一朗シェフのレシピ

コツ・ポイント

カンノーロはシチリア島発祥のお菓子です。筒状の生地の中に、洋酒が利いたリコッタチーズクリームをたっぷり入れた、大人のデザートです。
ポイントは、新鮮なリコッタチーズを使うこと。現地では生地を油で揚げますが、オーブンで焼くことで日本人でもあっさり食べやすく仕上げています。

材料

4人前
調理時間: 約40分

■クリーム  
リコッタチーズ ▶水分が多い場合、ザルにあけ水気を切っておく(硬めがよい) 125g 
粉糖 ▶ふるっておく 20g 
マリネ用マラスキーノ酒 適量 
ドレンチェリー ▶マリネ用マラスキーノ酒につけてから粗いみじん切り 8g 
オレンジピール ▶マリネ用マラスキーノ酒につけてから粗いみじん切り 8g 
レーズン ▶マリネ用マラスキーノ酒につけてから粗いみじん切り 8g 
マラスキーノ酒(チェリーのリキュール) ▶※ラム酒、キルシュでも可 小さじ1 
卵白 適量 
粉糖(仕上げ用) 適量 
■生地  
薄力粉 ▶ふるっておく 60g 
卵黄 ▶1/2個が目安 10g 
グラニュー糖 5g 
マルサラ酒 ▶※なければラム酒で可 25ml 
オリーブオイル 小さじ1 

作り方

  • 生地の材料を全て混ぜ、水分がまんべんなくまわるように手で円を描くように混ぜてまとめる。
※生地にマルサラ酒を加えることで、風味が良くなる。

    STEP 1

    生地の材料を全て混ぜ、水分がまんべんなくまわるように手で円を描くように混ぜてまとめる。
    ※生地にマルサラ酒を加えることで、風味が良くなる。

  • 生地がまとまったら台の上で捏ね、表面をなめらかにする。

    STEP 2

    生地がまとまったら台の上で捏ね、表面をなめらかにする。

  • 15gずつに分割し、厚さ2mm、直径15cmほどの円形に麺棒でのばす。

    STEP 3

    15gずつに分割し、厚さ2mm、直径15cmほどの円形に麺棒でのばす。

  • コルネ型に生地を巻きつけ、つなぎ目を卵白で接着する。180℃のオーブンに型を立てたまま入れ、18分焼く。

    STEP 4

    コルネ型に生地を巻きつけ、つなぎ目を卵白で接着する。180℃のオーブンに型を立てたまま入れ、18分焼く。

  • ボウルに水気を切ったリコッタチーズに粉糖・ドライフルーツ・マラスキーノ酒の順に入れ、都度さっくりと混ぜ込む。※洋酒が苦手な場合は、マリネしなくてもOK。

    STEP 5

    ボウルに水気を切ったリコッタチーズに粉糖・ドライフルーツ・マラスキーノ酒の順に入れ、都度さっくりと混ぜ込む。※洋酒が苦手な場合は、マリネしなくてもOK。

  • 焼きあがった生地の祖熱がとれてから、クリームを絞り袋を使って詰める。先端まで入っているか確認。粉糖をふって完成。※絞り袋は口金がない方が詰めやすい。

    STEP 6

    焼きあがった生地の祖熱がとれてから、クリームを絞り袋を使って詰める。先端まで入っているか確認。粉糖をふって完成。※絞り袋は口金がない方が詰めやすい。

岡部 光一朗

岡部 光一朗シェフ

茨城県出身。 武蔵野調理師専門学校高度調理経営課を卒業後、神宮前のトラットリア・ラ・パタータにて4年間勤務。その後、千葉市にある一軒家イタリアン「リストランテ・ラ・ペスカ」に1年勤務し、調理の基本やサービスを学ぶ。 その後、現在のお茶ノ水「デルソーレ(DelSole)」 にマネージャーとして勤務開始。すぐにシェフに就任。6年後、2010年に経営を引き継ぎ、オーナーシェフに就任。 イタリア各地の伝統料理をベースに産直食材を使用して、毎日食べたくなるような優しい料理を提供している。

みんなのおいしかった!

  • 美味しくできました。

    ラズベリーママ

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