玉露香る梅ソースの和風カルパッチョ

玉露香る梅ソースの和風カルパッチョ

村田 明彦シェフのレシピ

コツ・ポイント

本来は梅と酒でつくる煎り酒に、玉露のお茶をいれることで、ほどよく苦味と香りがのり、より引き締まったなソースに仕上がります。
茶洗い用のお茶は味を濃くするためにあえて熱湯でいれます。
刺身を茶洗いすることで、ソースと刺身を近づけ、より相性よくまとめるところがポイントです。 

材料

4人前
調理時間: 約20分

白身魚の刺身(鯛、ひらめなど) ▶1人前あたり6~7枚 24~28切 
■玉露入り煎り酒  
日本酒 300cc 
梅干(塩分約5%) ▶種ありで、ソフトタイプのもの 3~4個 
生米 ▶フライパンで煎る 15g 
かつおぶし 6g 
みりん 12g 
2g 
玉露プレミアム 4g 
■茶洗い用  
玉露プレミアム ▶熱いお湯で、味を濃くお茶を出す 4g 
熱湯 200cc 
■飾り  
みょうが、芽ねぎ、べにだて ▶極細の千切りにし、水にさらし、水分を切っておく 適量 
花穂 適量 
わさび 適量 

作り方

  • STEP 1

    【玉露入り煎り酒ソース】茶葉以外の材料を全て入れ(梅干は種ごと入れて煮くずす)、弱火で約10分煮る。

  • STEP 2

    最後に強火にし、アルコールが完全に飛んだことを確認し、火からおろす。

  • STEP 3

    茶の香りが飛ばないようにするため、火からおろした状態で茶葉を入れ、そのまま10分おき、こし器でこす。

  • STEP 4

    【刺身の茶洗い】熱湯で出したお茶をボウルに入れ、氷を入れ冷たくした状態のところへ刺身をいれて約30秒、混ぜるようにして刺身を洗う。ペーパーでよく水分をふきとる。

  • STEP 5

    器の中央に千切り野菜をしき、その上に刺身をのせ、周りにソースをかけ、花穂とわさびをあしらえば完成。

村田 明彦

村田 明彦シェフ

1974年東京都生まれ。 祖父がふぐ屋を経営していたことから料理人を志す。老舗日本料理店「なだ万」で13年間修業を積み、2005年同店を創業。若いお客様にも足を運んでいただきたいという想いから、本格的なコースをリーズナブルに提供し、老若男女から高く支持されている。 時にはスパイスやチーズといった和食ではタブーとされる食材も柔軟に取り入れ、古典に縛られないオリジナルの料理を追及。予約困難な人気店となり、ミシュランの1ツ星も獲得している。気さくな人柄の村田氏は、誰もがわかる簡単なレシピ開発も得意で、テレビをはじめ各種メディアでも活躍中。

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