仔牛のサルティンボッカ 白ワインソース

仔牛のサルティンボッカ 白ワインソース

岡部 光一朗シェフのレシピ

コツ・ポイント

サルティンボッカとは、イタリア語で「口に飛び込む」(短時間で簡単にできるため)の意味。主に、仔牛肉に生ハムをのせて焼いた料理をいいます。
生ハムの塩味が強いので、肉の下味は通常の半量程度でOK。肉と生ハムは焼きすぎると硬くなるので注意。生ハムの旨みある脂をキノコに吸わせます。

材料

4人前
調理時間: 約20分

仔牛ロース肉(ヒレ、モモでも可) ▶※豚肉でもOK 100g×4枚 
生ハム 8枚 
マッシュルーム ▶4等分にカット 8個 
適量 
コショウ 適量 
セージの葉 8枚 
小麦粉 適量 
オリーブオイル 20ml 
無塩バター 20g×2 
白ワイン 80cc 
30cc 
■付け合わせ  
じゃがいも ▶やわらかくなるまで茹で、ひと口大にカット 中サイズ2個 
インゲン ▶スジを取り、半分の長さにカットし、茹でる 8本 

作り方

  • 仔牛肉の筋部分をナイフで刺して繊維を切る。肉叩きで中央から外側に向かって肉の断面を叩き1.5cmの厚さにのばす。※多少厚みがあるほうがジューシーに仕上がる。

    STEP 1

    仔牛肉の筋部分をナイフで刺して繊維を切る。肉叩きで中央から外側に向かって肉の断面を叩き1.5cmの厚さにのばす。※多少厚みがあるほうがジューシーに仕上がる。

  • 片面にのみ塩・コショウして下味をつけ、セージの葉をのせる。
※生ハムの塩分があるので、下味は片面だけでいい。

    STEP 2

    片面にのみ塩・コショウして下味をつけ、セージの葉をのせる。
    ※生ハムの塩分があるので、下味は片面だけでいい。

  • その肉を生ハムで巻き、小麦粉をまぶしておく。

    STEP 3

    その肉を生ハムで巻き、小麦粉をまぶしておく。

  • フライパンを中火で熱し、バター20gとオリーブオイルを入れ、生ハムの接着面から肉を焼く。両面にいい焼き色がつくまで焼く。

    STEP 4

    フライパンを中火で熱し、バター20gとオリーブオイルを入れ、生ハムの接着面から肉を焼く。両面にいい焼き色がつくまで焼く。

  • 肉をよせてマッシュルームを入れ、その油で軽くソテーする。火が通ったら肉とマッシュルームを取り出す。

    STEP 5

    肉をよせてマッシュルームを入れ、その油で軽くソテーする。火が通ったら肉とマッシュルームを取り出す。

  • 【ソース】そのフライパンに白ワインを加え、中火にかける。アルコール分をとばしながら、フライパンに焼きついた旨味成分をこそいでソースに溶かし、旨味を凝縮させる。

    STEP 6

    【ソース】そのフライパンに白ワインを加え、中火にかける。アルコール分をとばしながら、フライパンに焼きついた旨味成分をこそいでソースに溶かし、旨味を凝縮させる。

  • 別鍋に、濾した焼き汁、残りのバター20g、水30cc、取り出しておいた肉から出た汁を入れ、半量になるまで煮つめる。塩・コショウで味を調える。

    STEP 7

    別鍋に、濾した焼き汁、残りのバター20g、水30cc、取り出しておいた肉から出た汁を入れ、半量になるまで煮つめる。塩・コショウで味を調える。

  • お皿にじゃがいも、インゲン、仔牛肉、マッシュルームを盛り、ソースをかけて完成。

    STEP 8

    お皿にじゃがいも、インゲン、仔牛肉、マッシュルームを盛り、ソースをかけて完成。

岡部 光一朗

岡部 光一朗シェフ

茨城県出身。 武蔵野調理師専門学校高度調理経営課を卒業後、神宮前のトラットリア・ラ・パタータにて4年間勤務。その後、千葉市にある一軒家イタリアン「リストランテ・ラ・ペスカ」に1年勤務し、調理の基本やサービスを学ぶ。 その後、現在のお茶ノ水「デルソーレ(DelSole)」 にマネージャーとして勤務開始。すぐにシェフに就任。6年後、2010年に経営を引き継ぎ、オーナーシェフに就任。 イタリア各地の伝統料理をベースに産直食材を使用して、毎日食べたくなるような優しい料理を提供している。

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